日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会のご案内

理事長挨拶

理事長写真

褥瘡治療・予防は生活の中でおこなう

2020年5月30日の理事会において理事長を拝命いたしました塚田邦夫です。どうぞ宜しくお願いいたします。

当協会は、在宅における褥瘡治療があまりにも遅れており、褥瘡患者および家族の苦悩する姿に心を痛めた大浦武彦初代理事長を中心として、在宅褥瘡患者さんの役に立つ実効性のある組織を作りたいと、2006年に日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会(在宅協)として発足しました。

日本の医療・介護は「自分らしい生き方」の支援が求められ、在宅での生活により重点が移されています。在宅協では、在宅で活動している方がより参加しやすいようにと、全国7〜8ヵ所で「床ずれセミナー」を開催し、各地で「実技セミナー」もおこなってきました。在宅で褥瘡ケアに関わる全ての方を対象に「床ずれケアナビ」を出版し、在宅現場で必要となる褥瘡予防の姿勢管理や生活支援の技術をDVDにまとめました。

このような在宅実践の中で培った知識・技術が、草の根運動で広がっていることを実感しています。しかし、効果が出ている地域はまだ十分とは言えず、もっと活動を広げていく必要を感じています。

2017年には日本褥瘡学会とドッキングし、名称を「日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会(在宅協)」に変更しましたが、発足当時からの“在宅をよりよくしたい”という思いは変わらず、運営も大きく変えていません。日本褥瘡学会をサポートしながら、国内の他団体とも連携し、あるいは海外へも日本の在宅褥瘡ケアを発信していきたいと存じます。

今まで通りの、できれば更なる当協会へのご支援と連携を宜しくお願いいたします。

2020年6月1日
日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会 理事長 塚田 邦夫

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